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           2019スズメの表情


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今までに一番数多くエサをついばんで居る時の様子です。
2019スズメの表情・・・

二年程前の事になりますが、庭先にエサを求めてくるスズメの様子を撮影するためえさ台を設置しました。しかし、設置当時はエサを置いても毎日来るわけでも無いので忘れていました。

今年(2019)7月初旬頃からスズメの様子を撮影したくなり、毎日必ずエサを置き飛来するスズメの様子を撮影しようとしましたが、そう簡単にはいかないようです。

思い出しますと冬場のことですが、雪で地面が覆われ野鳥たちがエサ不足になった頃、仏壇にあげた固くなったご飯を砕いて地面にまいたのがスタートになりました。多い時には数匹のスズメ達がご飯粒を求めてやってきて、無心についばむ姿が見られました。

春になってえさ台を設置したのは、そんなことがあったからです。カーテンを寄せて隙間をつくり、ガラス窓越しに300ミリレンズを使用してのアップの撮影です。スズメの動きが速いので、つきっきりで気に入った姿を求めてシャッターを押しますが、思う様にいかないことが多いのです。

トップの画像は、今までに一番数多くエサをついばんで居る時の様子です。何と八羽も居ますので狭いえさ台の上では争奪戦が始まります。

                                                        2019.08.19 作成



今まで撮影したスズメの画像ははかなりの数になります。最初の内はうまく写るだけで面白くなり、同じような表情が多かったのですが、その内に写り込んだ姿の中に変化を求めて撮影するようになりました。スズメまでの距離は2メートルほどですが、望遠レンズにテレコンバーターをセットしファインファー内に全身画像を記録するようになりました。こうなるとスズメの方もちょっとした動きで察知され逃げられてしまいます。

望遠レンズで全身像となると、ピントが思う様には取れません。かなり絞り込んで画質はその次にし、撮影感度をかなり上げています(ISO3200)。

ここでは最初に一羽だけの様子に焦点を置き、普段見ることの出来ない姿を記録して見ました。次は二羽の様子であり、これはほぼ親子のようでエサやりの様子が見られます。最後は、場所取りやエサをついばむ時の争奪戦の様子になります。題してバトルと名付けてみました。

最初の頃のエサは、たまたま見つけた20年来の古くなったクッキーの残がいをつぶしたものですが、毎日やっていたらすぐ無くなり、今は100円ショップで小鳥のエサを買ってきています。
一羽の様子 1 一羽の様子・・・

何気なく眺めているスズメですが、じっくり見るとかなりきつい表情をしているようです。

目つきが鋭く、野生の鳥は生きるための表情がきついなあと思えます。

すらりとしたスタイルは成鳥であり、顔つきが締まっているようです。
一羽の様子 2 ほぼ真正面からの姿になります。たっぷりあるエサの上で満腹の様子で立っています。

エサの上に立ちますので、一羽だけならばしばらく食べられそうですがそうはいきません。

エサがある事を察知すると、えさ台の上に最高で八羽が飛来し争奪戦が始まります。
一羽の様子 3 上のスズメの横顔になります。頭の形からまだ幼鳥のようです。クチバシの付け根が黄色っぽくなって居ることからも判断出来ます。

一羽でエサをついばんでいますが、最初のスズメのような親が飛来し、口移しでエサをやっている姿が見られます。

この画像のスズメ、すごく可愛い雰囲気に感じました。
一羽の様子 4 これもまだ幼鳥ですが、ひょいと真後ろを見た姿になります。ほぼ180度首が曲がるのには驚きました。

いねむり? 1

いねむり?・・・

何気なく分類していたら身体が膨らみ、冬場に見せる身体を丸くする姿に見えました。

あれれ何だろう、ちょっと予想が出来ませんでしたが・・。

いねむり? 2 俗に言うでんぐり返しの行動です。頭を丸くし脚の間に繰り入れました。
いねむり? 3 狭いえさ台の隅っこででんぐり返しと思ったら、目をつぶっています。

気をつけて次の行動を見ていれば面白かったのですが、うっかりと見逃してしまいました。

幼鳥の見せた面白い行動

えさ台と固定している足場鋼管の上に止まるスズメです。頭とクチバシの様子から幼鳥だなあと思いました。
パイプの中に入るのでは無く・・、次の行動が面白かったのです。
高速連写をしていたので面白い姿が記録されました。

最高のブレブレ画像ですが、鋼管の端をしっかりつかんでいる脚がぴくりともしないでピントが合っています。

八羽のスズメ達 1 八羽のスズメ達

この日訪れたスズメは八羽でした。今までの記録から見て、八羽が最高のようです。

エサの巻き方にもよりますが、撮影する関係から手前の方に沢山播いています。

手前に来るのは若い成鳥であり、奥の方で何となく見ているのは幼鳥や弱い成鳥のようです。

これにも縄張りと云いますか、勢力争いがありました。
八羽のスズメ達 2

たっぷりと乗せられた小鳥用のエサです。仲良く並んで食べていますが、何かのはずみで場所の奪い合いが始まる時があります。

こうなるとのんびりと食べるゆとりが無くなり争奪戦になります。

ここでは画像化しませんが、要領の良いスズメの一部はこぼれ落ちたエサを地面の上でついばむようになります。

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