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       アスファルトの上のカタツムリ


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でこぼこだらけのアスファルトの上を必死に歩くカタツムリの姿です。
アスファルトの上のカタツムリ・・・

日差しの強い炎天下のアスファルト、何気なく足下を見ていたら動く物があり、気がついたら中型の大きさのカタツムリでした。草の生えて居るところまで5〜6m程あり。前を向いて一心になって進んでいます。

よーっし、今日はこのカタツムリをテーマにすることに決めてマクロカメラの出番です。「ツノダセヤリダセ・・」の童謡では無いのですが、大きく長い目を伸ばしてアスファルトの硬い上を一心に進みます。正面から、真上からとあちこちのアングルで画像を作成してみました。

最後は触れても居ないのに身体を丸めてお休みのスタイルになりました。最後は有り難うの気持ちを心に、草原の中にそっと置いて終了です。

トップの画像は、でこぼこだらけのアスファルトの上を必死に歩くカタツムリの姿です。適当に粘液を出しながら歩いていました。

                                                       2020.05.27 作成


かたつむりの生活・・・

かたつむりは、海にすむ貝の仲間です。海産の貝は「えら」で呼吸をしますが、かたつむりは「はい」で呼吸します。陸にすむ貝ということで、陸貝と呼んでいます。正式な呼び方は、マイマイです。

一般に、かたつむりは雌雄同体です。頭部の傍らにある生殖孔に管のようなペニス(陰茎)を挿入し、互いに産卵します。産卵は、春先から夏場にかけて盛んです。1個体が30個ほどの卵を、土の中に産み落とします。種類によって異なりますが、直径が5mmほどの白い球状です。卵から孵化した幼貝は1年で成長して親になる仲間もいますが、普通1年から2年くらいたたないと立派な成貝にはなれません。

暑い夏が過ぎ、秋が来るとしっかり食物をとり、栄養を蓄えて冬眠に入ります。冬眠は、土の中や落ち葉、古木の隙間などです。
                                                           ※ネット資料から

移動する全体の姿 1 アスファルトの上のカタツムリ・・・

炎天下のアスファルトは熱を持ち、カタツムリの生活には適しません。必死になって草原のほうに移動しているのだろうと思いました。
移動する全体の姿 2 移動する全体の姿を真横と真上から記録して見ました。触角(目)をしっかり伸ばし歩いています。
真上から 1 真上から 2

真横からの姿 1

真横からの姿・・・

カメラをアスファルト上に置き、移動するカタツムリの姿を記録して見ました。

身体のわりには重い殻を引きずって歩きますので、もの凄く大変そうでした。草木の葉と違い、

アスファルトの上は凹凸がかなりあり、腹をべったりとくつけての歩行が出来ないから大変です。

真横からの姿 2 真横からの姿 3
真横からの姿 4 途中で嫌になったのか、触角が引っこみ頭部にめり込みます。
真横からの姿 5 頭部にめり込んだ様子、じっと見ていたら少しずつ触角が出てきました。
真横からの姿 6 真横からの姿 7
真横からの姿 8 すっかり触角が出た様子、身体から粘液が糸を引いて垂れてきました。
真横からの姿 9 腹の筋肉を伸ばし、凹凸の多いアスファルトの上を歩き始めました。

進行方向にアリの姿が見えています。
真横からの姿 10 撮影している時にアリが視野に入りましたので、続けて二コマ撮影しましたが逃げられました。アリの動きもかなり速かったのでびっくりです。
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