マイマイカブリの仲間??・・・
カタツムリの食われ方は好んで食する昆虫達がいるようです。成虫の姿はもっと逞しい姿をしていますが、ここに出ているのはオサムシ科の仲間の幼虫の様です。柔らかい筋肉の部分では無く、巻き貝の中心部に食いついています。本来であれば筋肉の部分に食いつき、強力な消化液を分泌させて溶かして吸収すると書かれてありました。
マイマイカブリ・・・
マイマイカブリ(蝸牛被)は、コウチュウ目(鞘翅目)オサムシ科オサムシ亜科に分類される昆虫の一種。成虫の体、特に頭部が前後に細長い大型のオサムシである。日本の固有種で、地域変異が大きく、多くの亜種に分化している。
日本の北海道、本州、四国、九州、離島では粟島、佐渡島、伊豆大島、隠岐諸島、五島列島、対馬、屋久島に分布する。世界の他地域には分布していない日本の固有種であるが、台湾には農業害虫となるカタツムリの駆除のために導入されたものが定着しているという。
成虫の体長は3〜7cmほどで、基本的に全身がつやのない黒色だが、体の大きさや前胸部および頭部の色彩が地域や亜種によって大きく異なる。
成虫は細長いヒョウタンに長い触角と脚が生えたような形をしている。頭部と前胸部は前方に細長く伸び、大顎が発達する。触角は細長く体長の半分ほど、脚も細長いががっしりしている。後胸部と腹部は背面が膨らんだドーム状で、前翅の先端がとがる。左右の前翅は羽化後にそのまま融合してしまい開くことができない。さらに後翅も糸状に退化しているため飛ぶことができない。
日本では特に珍しい昆虫でもないが、マイマイカブリをオサムシ類全体で見ると、日本固有種であること、世界的に見ても大型種であること、頭部と前胸部が近縁の他のクビナガオサムシ類と比べても極端に細長いことなどの特徴を持つ。亜種ごとに様々な変異があるので昆虫採集の対象となっており、愛好家も多い。海外のオサムシ収集家にも憧れの的の1つともなっている。
※ウイキペディアより
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