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location:uchinome.jpトップ>自然の表情動物の表情アスファルトの上のカタツムリ>その2

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正面からの様子 1 正面からの様子・・・

ゆっくり進んできたので、アスファルトの上にカメラをセットし進んでくる様子を妨げないようにしてシャッターを押しました。

丁度でしたが、つの出せやり出せの歌の歌詞ではありませんが、するすると触角が伸びてきました。
正面からの様子 2 正面からの様子 3
正面からの様子 4 触角が完全に伸びきりました。先端部には光を感じる黒い部分が見えています。

正面から見ると、光を感じる部分が何点かあり黒い斑点が着いてきます。

私は触れなかったのですが、何かのはずみにするすると縮んでしまい移動は停止してしまいました。
また移動は停止 1 また移動は停止 2

マイマイカブリの仲間??・・・

カタツムリの食われ方は好んで食する昆虫達がいるようです。成虫の姿はもっと逞しい姿をしていますが、ここに出ているのはオサムシ科の仲間の幼虫の様です。柔らかい筋肉の部分では無く、巻き貝の中心部に食いついています。本来であれば筋肉の部分に食いつき、強力な消化液を分泌させて溶かして吸収すると書かれてありました。


マイマイカブリ・・・

マイマイカブリ(蝸牛被)は、コウチュウ目(鞘翅目)オサムシ科オサムシ亜科に分類される昆虫の一種。成虫の体、特に頭部が前後に細長い大型のオサムシである。日本の固有種で、地域変異が大きく、多くの亜種に分化している。

日本の北海道、本州、四国、九州、離島では粟島、佐渡島、伊豆大島、隠岐諸島、五島列島、対馬、屋久島に分布する。世界の他地域には分布していない日本の固有種であるが、台湾には農業害虫となるカタツムリの駆除のために導入されたものが定着しているという。

成虫の体長は3〜7cmほどで、基本的に全身がつやのない黒色だが、体の大きさや前胸部および頭部の色彩が地域や亜種によって大きく異なる。

成虫は細長いヒョウタンに長い触角と脚が生えたような形をしている。頭部と前胸部は前方に細長く伸び、大顎が発達する。触角は細長く体長の半分ほど、脚も細長いががっしりしている。後胸部と腹部は背面が膨らんだドーム状で、前翅の先端がとがる。左右の前翅は羽化後にそのまま融合してしまい開くことができない。さらに後翅も糸状に退化しているため飛ぶことができない。

日本では特に珍しい昆虫でもないが、マイマイカブリをオサムシ類全体で見ると、日本固有種であること、世界的に見ても大型種であること、頭部と前胸部が近縁の他のクビナガオサムシ類と比べても極端に細長いことなどの特徴を持つ。亜種ごとに様々な変異があるので昆虫採集の対象となっており、愛好家も多い。海外のオサムシ収集家にも憧れの的の1つともなっている。
                                                          ※ウイキペディアより

巻き貝の中心部に食いついています 1 巻き貝の中心部にくい込んでいる昆虫、もしかしてマイマイカブリか、その仲間だと思われびっくりしました。

貝殻の一番弱い部分にくい込んでいますので、カタツムリはなすすべなしの状態です。
巻き貝の中心部に食いついています 2 拡大撮影です。潜り込んでいる頭部に目玉が見えていました。
巻き貝の中心部に食いついています 3 筋肉の様子ですが、これが生きているのか死んでいるのか分かりません。逃げられたくなかったので触れていないのです。

巻き貝の中心部に食いついています 4
おわりに・・・

ネット検索で見たマイマイカブリの昆虫はもっと細長く身体の造りが違うようでした。もしかしてマイマイカブリの仲間なのかなと思いましたが、不明である事ではっきりしません。動物の世界は食う物と食われる物とのバランスで成り立っています。一番贅沢で好きなものを食しているのが人間だと思いますが、その人間ですら目に見えない細菌(ウイルスを含む)に食われますので分からないものです。

コロナ新型ウイルスが世界中で猛威をふるっています。考え方によりますが、人間に寄生して猛威をふるうウイルスも食う者と食われる物との関係になるのかなあと思うと、早く沈静化して落ち着いた世の中になって欲しいなと思います。
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