2020モズのはやにえに戻る

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アマガエルのはやにえ、モズの習性でしょうか・・。イナゴなどは良く見るのですが、アマガエルの身体が木の棘にざっくりと刺さっているのは初めて見ました。いつもの通りにデジカメの出番、色々なアングルから変化を持たせての撮影です。イナゴなどの昆虫とは違い、アマガエルのはやにえになってからあまり時間が経過せず、背中は真っ黒でしたが腹の部分はまだ緑色が残っています。

レモンの枝の棘に背中から腹の方からざっくりと刺さり、突き通っていないので腹の部分が尖って膨れていました。手足は骨だけになり、指先などがはっきりと見えています。ミイラ状と表現したのは、顔の部分、特にも目の窪みがそう思わせたからです。


モズのはやにえ(速贄)・・・

モズは捕えた獲物をその場で食べないで、木の棘や有棘鉄線に突きさしておく習性がある。モズがこのような干物を作ることは古くから人びとの関心をひき、各地でいろんな伝説をうんだ。

この干物を「モズのはやにえ(速贄)」「モズのはりつけ」「モズのくさぐき」などと呼んでいるが、私が子供の頃は「はりつけ」と呼んでいた。そして獲物をはやにえにすることを「はやにえを立てる」という。初冬の田園で池のへりや田の畦を歩くと、必ずいくつかの「はやにえ」を見つけることができる。
                                                          ※ウイキペディアより

色々なアングルで 1 色々なアングルで・・・

はやにえの姿を見つけた時、これは逆さの串刺しだなあと思わず見とれてしまいました。

モズはアマガエルを見つけ、即座に口にくわえ、生きている状態のままで、近くにある突起状の枝に(棘)にどのようにして突き刺すのでしょうか・・?。すごく興味があります。
色々なアングルで 2 色々なアングルで 3
色々なアングルで 4 色々なアングルで 5
色々なアングルで 6 腹の方向から接近し撮影してみました。大きな口を少し拡げ、両足を横にしています。
色々なアングルで 7 口の方向から真正面に捕らえてみました。頭が下になって居るせいか、ストロボの光が届きません。目の突起部分が分かります。

下の二コマは頭の様子が分かるようにして見ました。最初にもふれましたが、この様子がミイラだなあと思われたからです。
色々なアングルで 8 色々なアングルで 9
色々なアングルで 10

串刺しのままにぐるりと方向転換をしての撮影です。大きな棘が真上に突き出ており、ここにアマガエルの身体がぐさりと突き刺さっています。棘の先端部は皮膚からは出ていません。

イナゴなどの昆虫ですと自然と目が向いて観察出来ますが、身近なカエルとなるとかなり抵抗がありました。

色々なアングルで 11 色々なアングルで 12

色々なアングルで 13 レモンの木から切り外し乾燥中のアサガオの種子の殻の上に置いてあります。

口が半開きになり、舌の様な部分が見えています。歯ではありませんが白い部分が二個見えています。
色々なアングルで 14 真上からの様子、これはミイラ状でありかなりリアルで嫌われるかも。
色々なアングルで 15 頭の部分の拡大になります。

頭の左下に棘がぐさりと刺さっています。

何かを言いたそうです
おわりに・・・

偶然のことからアマガエルのはやにえを見つけ、色々なアングルから撮影してみました。モズに限らず動物には様々な生き様があります。我々人間であっても、生きて行くためには身近な動物の命を戴かないとなりません。魚にしても豚・牛・馬にしても立派な命を持っています。私達が生きて命を長らえるため、感謝をしながら他の動物の命を戴かなくてはなりません。

他の動物の命に関わるテキスト作成は考えさせられる事が多々あります。命を戴く事に感謝をしながらテキスト作成をしなくては、と自分に言い聞かせています。

モズのはやにえに関してウイキペディアより記事を参照して見ました。


モズのはやにえについては現在のところ定説がないが、次にそのおもな見解をあげてみよう。

1.備蓄説
  餌が多いときに干物を作って貯わえ、冬のように気候が悪くなって獲物がとれないときに備えるのだという説。

2.食べ残しを一時的に保存しておくという説
  食べ残しということになると欠損品がもっと多くなると考えられる。大きな獲物ならともかく、一口に食べられそうなも  のがあるのもこの説の弱味である。

3.殺戮の本能によるという説
  肉食者にときどき見られる行動で、動く物を見るとただちに反射的に獲ってしまう。そして満腹だから処理に困り串  ざしにしておく。

4.嘴のわりに肢が弱いので串ざしにしておいてからむしり食うという説
  実際そのような食べ方をすることもあるらしいが、ふつうのときはタカのようにあしゆびで獲物を押えてむしり食うの  が多く観察されている。

5.単なる本能という見方
  モズははやにえをたしかに利用する。そして新鮮なはやにえほどその率が高い。立てたモズがその場所を覚えて  いて食べにくるのか、それとも別のモズが食うのかわからない。
                                                         ※ウイキペディアより

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