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        2021北帰行間近の白鳥達


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「泥田の白鳥」ぴったしのエサを求めての泥田にクチバシを突っ込む様子です。
2021北帰行間近の白鳥達・・・

三月に入り日増しに暖かさを感じます。二月の末頃からですが、家の上空を特有の鳴き声を上げて白鳥の群れが飛んで行きます。目指すは北の空であり、私達は白鳥の飛来を「北帰行」と呼んでいます。

「カオカオ」と特有の鳴き声を出し、リーダーでしょうか、先頭につながりV字形の隊形を組んで飛来していきます。飛んでいる様子は純白で華麗な姿ですが、シベリアまで飛んでいくエネルギーを取り入れるために、泥田の中をクチバシで突きながらエサを食べています。

トップの画像は、「泥田の白鳥」ぴったしのエサを求めての泥田にクチバシを突っ込む様子です。田んぼですからエサになるのはコンバインの刈り取りでこぼしたもみです。あの大きな身体にどの位のもみが取り込まれるのか、興味のあるところです。

下の画像は、離れた場所の田んぼ二枚(道路を挟んで)一面に白くなるほどの白鳥の群れです。もっと接近して撮影したかったのですが、一斉に飛び立たれたら大変ですから100m程離れた場所からの撮影です。それにしてもすごい数の白鳥です。

                                                      2021.03.07 作成
離れた場所の田んぼ二枚一面に白くなるほどの白鳥の群れ。


家の周辺あちこちの田んぼに白鳥が降りてエサをついばんでいます。ついばんでと書くとのんびりしますが、側で撮影しているとガボガボと口の中にもみを取り込む音が聞こえてきます。最初にも書きましたが、飛び立ち長距離の飛行に必要なエネルギーのもみの量はどの位なのでしょうか。

ここでは一羽のエサのついばみの様子、数多くの白鳥のエサの取り方の様子をまとめてみました。不十分なところもありますがご容赦を・・。
一羽の白鳥 1 一羽の白鳥・・・

これ以上接近が出来ないところまで近づいてみました。白鳥達も私の接近を感知しており、エサを採りながら離れていく様子が分かります。

あの身体に取り込むもみの量、中身は米粒ですから口の中でもみ殻をすり取っているのでしょう。
一羽の白鳥 2 一羽の白鳥 3
一羽の白鳥 4 一羽の白鳥 5
一羽の白鳥 6 レンズの機能を駆使し、接近し拡大してみました。泥田の中にあるもみを取り込んでいる様子です。

420ミリ相当になっていました。

八羽ほどの白鳥達 1 八羽ほどの白鳥達・・・

白鳥の大きな身体の分かる範囲の切り取りです。八羽ほど写り込んでいました。

実際はもっと数が多いのですが、小さくなり分からなくなるのでこの程度に留めておきました。
八羽ほどの白鳥達 2 八羽ほどの白鳥達 3
八羽ほどの白鳥達 4 八羽ほどの白鳥達 5

おわりに・・・

毎年のことですが、家の周辺の田んぼに出かけて猛烈な食欲でエサを取り込む白鳥を撮影しています。題して「泥田の白鳥」と言う呼称がぴったりです。撮影しながらいつも思うのですが、あの大きな身体を浮かべるための羽ばたきのエネルギー、海洋や雪の大陸の真上で止まることが出来ません。どの位のエサを取り込んで飛ぶのでしょうか、不思議な様子であると言えます。

白鳥達の様子は不思議であり、昨日沢山居たので今日も撮影しようと思い出かけると一羽の白鳥も見当たりません。夜の内にどこかへ飛来している様です。白鳥の撮影は待ったなしのことが多いので油断出来ません。

最後の画像の白鳥を見てあれれと思いませんか。大きな身体の羽根と足が四本のお化け白鳥です。たまたま撮影して画像を見ていたら見つけた面白い形の白鳥です。面白い形とは、二羽の白鳥が向かい合い、片方の首がすっかり隠れてこの様な形になったものです。面白い発見でした。
大きな身体の羽根と足が四本のお化け白鳥です。
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