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         2022カラスの身繕い


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2022カラスの身繕い・・・

今年は何故かカラスとの付き合いが多くなっています。三月の初め頃、庭の片隅にあるイチョウの木の上の方に小枝のかたまりが作られ、どんどん大きくなっていきます。何だろうと思っていたら、思った通りの野鳥の巣作りでした。最初は「カッコウ」が入り込んでいたのですが、本命はやはりカラスでした。

どうやら卵を抱いているようで、木の下に近づくと奇声を上げていかくしてきます。まだ実際に攻撃はされませんが、小ガラスが現れるようになると本気でいかくしてきますので油断がなりません。

5月10日のお昼頃のことでした。何気なく外のシダレザクラ(10m程の距離にある)を見たら黒いものがいます。あれっカラスだぁ、何か木の枝に留まり家の方を向いて身体を震わせて動いています。こんな情景は見たことがないので、たまたま手元に置いてあったカメラを取り出して撮影してみました。時間にして4分間ほどですが、こんな様子を見るのは始めてのことであり夢中になっていました。

トップの画像は、体中を水だらけにし震わせて水を飛ばしています。こんな事は初めてのことです。

                                                       2022.05.13 作成

シダレザクラに留まるカラス 1 シダレザクラに留まるカラス・・・

家から10m程の距離にあるカラスは迫力があります。カラスの写真は今までもかなり撮影していますが、全体が真っ黒のカラスは身体の様子がうまく表現出来ないのです。

今回も逆光線気味でもあり、身体の前面は真っ黒でありデジタル処理をしなければ様子が見えません。それでも限度がありますのでこんな所でした。

枝をがっちりと掴み立っているのが分かります。目の表情がはっきりしないのが気になりますが、黒い身体の中の黒い目は区別がつきません。

下の画像は、身体を動かし水をはじき飛ばし始めます。どこから水を持ち込んだろうと思えるから不思議です。
シダレザクラに留まるカラス 2・・・何故か左目が白く見えるのです。 シダレザクラに留まるカラス 3

水をはじき飛ばす 1 身体が小さくなり水をはじき飛ばすようです。田んぼに水が入っているので、そこで水浴びをしたものと考えられます。最初に見た時はそれ程水浸しでは無かったのですから不思議なことです。

かなりからだが小さくなりました。
水をはじき飛ばす 2 つばさを後ろに伸ばし始めました。
水をはじき飛ばす 3 身繕いは大きなクチバシで体中をつつき始めます。大きなつばさを伸ばし拡げ、羽根をつついている様に見えてきます。
水をはじき飛ばす 4 水をはじき飛ばす 5

つばさを拡げ八の字状に見えてきます。 カラスの身体がつばさを拡げ八の字状に見えてきます。がっちりと木の枝を掴み身体を安定させています。
もう一方の脚で頭をかいている様子 1 頭を片足でつつきます。最初このポーズの意味が分からず、何か細い紐状の物があるのかなと悩みました。じっくりと見ていたら、片足で木の枝を掴み、もう一方の脚で頭をかいているようです。

大きなクチバシが見えるまで分かりませんでした。

下の左画像、クチバシが何とか見えます。もう片方の脚で頭をかいている様子が分かります。

下の右画像、両足でしっかりと木の枝に掴まって立っています。
もう一方の脚で頭をかいている 2 しっかりと掴まっています
目の位置に輝く瞳が二つ見えています。

このポーズ、頭を曲げてクチバシで身体をつついているようです。どう見てもクチバシが見えないので判断に苦しみました。

黒い身体の中に黒い目がこっちを見ながら動いていました。気のせいか、目の位置に輝く瞳が二つ見えています。そんなバカなと思いつつ、拡大すると見えてきます。ここまで来ると私もかなりおかしくなっています。

面白い格好だなあと分かるまで時間がかかりました。


おわりに・・・

こんなに楽しみ(苦労ですが)ながらカラスの姿態を眺めたのは初めてのことです。このカラスの姿を見ていると、・・・あっし(カラスのこと)のこととは言え、苦労してテキストを作っておりやすね。こんな格好で失礼いたしやす、ご勘弁くだされ。・・・時代小説の読み過ぎで、少々表現が昔にシフトして居る私です。

カラスのシリーズが続きましたが、もっとさわやかな話題に変更しなければならぬなと思うこの頃です。
頭をかきながら何かを言いたそうなカラスの姿です。
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