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           クモ捕食の様子


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黒羽アリの尻付近に噛みつき体液を吸い込んで居る様子。

クモ捕食の様子・・・

夏になると台所の付近から発生する嫌なお客様があります。数の多少はともかく、どこの家にも出てくる場合がある嫌な昆虫・・・、シロアリと見間違う黒羽アリの集団です。これがシロアリですと大変な事になり、素人の手では対処出来ない場合が出てきます。

我が家の場合は幸いな事ですが、シロアリではありませんので殺虫剤で駆除しています。しかし、場合によってはあちこちに出てきて駆除と掃除が大変な事があります。

7月の最初の頃でしたが、黒羽アリは嫌だなあと思いながら掃除をして部屋に座ったら、障子の桟に黒いものがぶら下がっていました。何気なく目線が行き見たら・・・「あれっこれって黒羽アリだあ、なんでこんな場所に・・・」、好奇心たっぷりの私の目が光りました

何と何と、障子の桟に住み込んでいたクモ(?)に黒羽アリが捕まり、毒針を刺された後のようで動いていません。これには驚きました。殺虫剤だぁと騒いでいる私の遙か離れた場所で、自然の捕食機能が働き黒羽アリが食われていたのですから驚きの他はありませんでした。

ここでは、黒羽アリがクモに捕まり食われている様子を編集してみました。トップの画像は、黒羽アリの尻付近に噛みつき体液を吸い込んで居る様子です。黒羽アリはすでに麻酔が効き、死んでいるようにぴくりとも動いていません。

                                                       2022.07.26 作成


障子にぶら下がっている黒羽アリ 1 障子にぶら下がっている黒羽アリ・・・

光線の関係でクモの糸は見えませんが、黒羽アリがぶら下がるぐらいの糸が張られ引っかかっていました。すでに死んでいるらしく、ぴくりとも動いていません。

障子にぶら下がっている黒羽アリ 2 黒羽アリを真横に設定し、近寄ってくるクモを配置してみました。クモの名は不明で、腹部が丸々としています。

下の像は似たような配置ですが。糸に乗りうまく動いていました。
障子にぶら下がっている黒羽アリ 3 障子にぶら下がっている黒羽アリ 4
障子にぶら下がっている黒羽アリ 5 長いクモの脚を伸ばし黒羽アリに接近です。糸が見えれば迫力がありますが、バックの障子の色と同じになり見えていません。
障子にぶら下がっている黒羽アリ 6 クモの腹部は丸々としており、これからたっぷりと体液を吸い込み、更に丸みが大きくなっていきます。

クモの場所が移動します 1 クモの場所が移動します・・・

クモの位置が下側に移動し、食いつく場所を探しているように見えます。

うまい具合にクモの腹部の先端部が見えてきました。糸を出す部分が尖っています。
クモの場所が移動します 2 クモの場所が移動します 3
クモの場所が移動します 4 また尻の部分にいきました。この部分が食いつくのに柔らかいのも知れません。
クモの場所が移動します 5 あちこち食いつく場所を探しているように見えます。

クモの場所が移動します 6 腹部の柔らかい部分に噛みつかれ、じっくりと体液を吸われています。
クモの場所が移動します 7 黒羽アリの尻の部分が柔らかいのでしょう。クモと昆虫の生存競争、生きて行くためのバトルの一部分が垣間見られます。

おわりに・・・

たまたま見つけたのですが、家の中での黒羽アリとクモの生存競争の一コマでした。黒羽アリを退治するのに殺虫剤を使わないで退治出来ますが、家の中がクモの巣だらけになるのはご免です。クモの種類にも色々ありますが、オニグモやジョロウグモの巣だらけにはしたくありません。自然界の殺虫剤はほどほどにして、嫌ですが殺虫剤をたっぷりと使用しないと黒羽アリは退治出来ません。

クモに体液を吸われる黒羽アリです。
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