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巨大な風車あれこれ・・・

ここでは35号機の様子や展示場にあった風車のブレードを紹介いたします。貞任地域の風車とは違い、巨大風車の根元まで近づき撮影できたのが最高に嬉しかったのです。入ってはだめだと言われれば、入りたくなるのが自然の気持ちです。言わずもながのことですが、ルールを遵守しての接近撮影であることは当然です。

展示されているブレードについては、がっちりと触って実感出来たことが最高でした。


風車の概要・・・

風車は鉄製のタワー(高さ68m)とFRP製の羽根(長さ30m)で構成され、常に風の吹いている方向に向きが変わります。風速2.5m/s以上から発電が可能で、25m/s以上を超えると危険防止のために羽根を水平にして停止します。風車は風速60m/sに耐えられる構造になっています。


施設概要について

平成16年12月に稼働した釜石広域ウインドファームは、大槌町白見・新山、釜石市の和山、遠野市の貞任山口・琴畑(ことはた)牧場に全43基の風車が設置されています。

総出力は最大42,000キロワット、東サイトに22基(大槌14基・釜石4基・遠野4基)、西サイトに21基(釜石13基・遠野8基)で構成され、遠野市、釜石市、大槌町の一般家庭が使用する電力相当分30,000世帯)を発電しています。

                                                   (※新山高原周辺案内板から)

35号風車の根元 35号風車の根元です。意外であったのは、コンクリート基礎に埋め込んだのではなく、周囲をボルトで固定していたことには驚きました。

直径がいくらあるのか不明ですが、68m高さの鉄製の円柱タワー、その上に巨大は風車と発電機を乗せています。

※特高圧とは、7,000v以上の電圧のことを言います。
真下から見上げた風車 真下から見上げた風車部分と発電機です。

目の錯覚と言えますが、高い建造物を下から見上げると距離感がなくなり短く感じます。
諸元の書かれたプレート プレートには諸元が書かれています。

読んでその通りですが、定格出力が1,000kw、回転数が最大で一分間に20回転であることを知りました。

1,000kwと言いますと、家の屋根に乗っている平均的ソーラーパネルが5kw前後、そうすると何世帯分・・・なんて考えてしまいます。
風車の羽根の実物 展示場にあった風車の羽根の実物です。30mほどのFRP製です。
固定された羽根の根元

羽根の根元直径がおよそ根元の直径1,600ミリ位、風切り先端部の幅は1,200ミリ、長さが30m程度あります。

羽根の先端部 先端の尖った防分、厚さが3ミリ程度であり鳥などがぶつかった場合切れてしまいます。

赤い先端部の幅は1,200ミリほどあります。

この部分のサイズ測定は用具がありませんので、近くに生えていたススキを寸法に併せて折り持ち帰りました。
風車概要説明 風車概要説明の切り出しです。
新山高原周辺案内

案内看板から

平成16年12月に稼働した釜石広域ウインドファームは、大槌町白見・新山、釜石市の和山、遠野市の貞任山口・琴畑牧場に全43基の風車が設置されています。


天候条件の良い日を見計らって二回訪れた釜石広域ウインドファームの様子です。海抜1000m程ある稜線高原ですから、初夏から秋口に訪れるのが最適だと思われます。わが家やのほっづき親子も三度目のドライブを試みたい思いですが、ねらいは一つ太平洋の水平線を見ることです。こればかりは現地に行かないと分からない条件なので苦労しますが、やっぱり見たいのです。日の出などは最高です。
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