ＮＨＫ朝ドラであまりにも有名になった小岩井農場の一本桜です。例年よりも開花が大幅に遅れ、満開情報が出たのは５月８日の新聞情報でした。早速撮影に出かけようとしましたが、お空の様子が思わしくありません。アメダス情報を調べたら、１５時以降は晴れるとありました。と言うことで、現地に１５時に着くように走りました。

同じ想いの方が多く、現地はすでに満車渋滞です。以前と同様に手前の乳業工場広場に車を置いて、 ５００ｍ程歩きました。撮影出来る見学場所はそれほど混んではいませんが、以前と同様に三脚の列列でした。しかし、岩手山はほぼ見えているものの、背景の空が曇り空で開花した花の色が冴えません。

こうなると誰しも同じ想いになります。雲の切れ目から太陽光が照りつけ、桜の木にあたる瞬間がグッドタイミングになります。私も含めてその瞬間を皆さんが待っていました。照ってはすぐ曇りの繰り返しですから、日が差した瞬間は周囲から「ガシャガシャ・・」とシャッター音がしていました。

毎回同じことを書きますが、ほぼ５０ｍほどの道路脇の見学場所です。柵があり中には入られません。その限られた中でいかにアクセントを付けて撮影するか・・、人それぞれのイメージだと思います。ここでは解説等はしませんのでじっくりとご覧いただけたら幸いです。

ここでも三部構成で、最初は一本桜と岩手山の配置の遠景、次は望遠レンズによる開花の様子の拡大、最後に私なりのお気に入りと分類して見ました。

※参考までに過去の記事をご覧になりたい方はこちらから・・。
　　 ◎２００６小岩井農場一本桜

　　 ◎２００７小岩井農場一本桜

　　 ◎２００８厳冬の小岩井一本桜

　　 ◎２００８満開の小岩井一本桜

花の様子の拡大です。撮影場所の移動による背景の岩手山を変化させてみました。最後の画像は、見事に咲き誇る様子を根元から切り取ってみました。それにしても背景が曇っていても、咲き誇る花に光が当たると見事に色調が変化しますので、光の当たり具合から目が離せませんでした。