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       紫波町五郎沼・中尊寺ハス


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つぼみときれいに咲いている花の組み合わせです。それにしても花の数が少ないのですが・・・。

紫波町五郎沼・中尊寺ハス・・・

7月18日の事でしたが、定例的に訪れている盛岡市への通院帰り、国道4号線沿いにある五郎沼を訪れました。目的は、前日の新聞記事で紹介されていた五郎沼の中尊寺古代ハス撮影のためです。

五郎沼の中尊寺ハスは、平泉中尊寺遺跡から発見された古代ハスの種子から発芽させた、平泉文化当時のハスの花の株分けです。私にとって、ほぼ毎年と言うほど訪れて撮影しているポイントでもあります。

しかし、ちょっぴり残念であったことは、毎年きれいに咲き誇っている沼の様子がいつもとは違い、開花している花も少なくつぼみが多いことでした。どうやら新聞記事を信じすぎたことが失敗のもとであり、あと何日か経過した頃が良かったのかなと思いました。

たまたま見学に来られたご婦人方が居り、「もう終わったんだって・・」のつぶやきが聞こえてきました。そんなはずは無いのですが、散りかけている花もありましたので仕方の無い判断だのかなあと思いました。

せっかくですから、ハスの花の囲い全体を見回して花の様子を選んで撮影し、画像として切り出してまとめてみました。

トップの画像は、つぼみときれいに咲いている花の組み合わせです。それにしても花の数が少ないのですが・・・。

                                                       2019.07.23 作成


2018年五郎沼古代ハス 1 最初に見たハス池の様子です。切り出した場面だけの判断ですと、花の数よりつぼみの数が多い見られました。
2018年五郎沼古代ハス 2 間もなく咲き出しそうな大きなつぼみです。
2018年五郎沼古代ハス 3 つぼみが開花する時、ポンと音がすると言います。ねらいを定めて見つめるしかありませんが、開花は午前中と言いますので狙えばチャンスがありそうです。

自然の造形美、きれいだなあの想いで見つめます。
2018年五郎沼古代ハス 4 開花しそうなつぼみの側には、咲き出した花が見えていますが池の中ですから寄ることが出来ません。
2018年五郎沼古代ハス 5 見つけた花の中で一番きれいな形の花でした。

訪れたのが午後ですから、もしかすると閉じるのかも知れません。
2018年五郎沼古代ハス 6 散りかけている花で、花びらが取れつつあり、中の実の部分がはっきりしています。
2018年五郎沼古代ハス 7 つぼみ、咲き出した花と散りかかりの花の組み合わせになります。

2018年五郎沼古代ハス 8
おわりに・・・

ほとんど毎年訪れている五郎沼の古代ハスです。サイトをチェックしたら、完全なページを作成していたのが2011年でした。ほとんど同じ内容になり重複するので、五郎沼の様子は作成していませんでした。今回しばらくぶりに同じ内容でページを作成してみました。前回の内容をご覧になりたい方はこちらからお入り下さい。


池の側で説明されているご老人の話から・・・

ハスの実、中に種がありますが、この種からも増えます。しかし、素人では発芽が大変難しいと言います。この池のハスの実をこっそり採っていく方もありますが、発芽させることはできないでしょう。

このハス池の深さは膝ぐらいの深さがあります。隣の空き地は池の続きですが、以前はここで稲の苗を育てていました。平成14年、中尊寺から瓶に入った地下茎を頂きました。池の隅に置いているのがそれです。それから10年経ってこのくらいまで増えてきました。

古代ハスの由来を見ると、ここの池(五郎沼)咲いていた当時のハスの花(実が付いていた)が藤原四代の泰衡の首桶に入れられていた。今でもここら辺の古老達は、葬儀の時に死者を弔う意味でハスの花を入れていますよ。

※2011年の記事から
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