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世界遺産平泉 春の金鶏山
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location:uchinome.jpトップ>心のオアシス>神社仏閣アラカルト>世界遺産・平泉見て歩き>春の金鶏山 |
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金鶏山に登る・・・ 金鶏山の夕日を撮影した4月14日の翌日、調子づいた私は金鶏山の様子を知りたくなり出かけてきました。夕日撮影の時、「登り口の標識があるよ・・」と地元の女性からお聞きしたのですが見つけられません。以前お聞きしていた入り口近くにある武蔵坊の駐車場でお聞きしたら、すぐそこで車も置けますよ・・・とのこと。 しかし、いくら探しても看板が見つからないのです。あちこち動いてやっとの事で見つけましたが、入り口看板は毛越寺方向から来れば左側にあり見つかるのですが、中尊寺側から来れば見つけられないのです。理由は簡単なことで、片側だけの看板で見つからないわけです。どちらから移動して来ても分かるように、両面看板に直して欲しいものです。 |
登山道・・・ 登山道と言うよりも散歩道になります。一気に山頂を目指しましたが、道路は舗装されていて足に優しい柔らかな感じです(木質チップのかためたもの)。 一気に登ったせいか、息が切れてきます。頂上が見えたところに、傾斜のきつい木組みの階段が続きます。 |
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金鶏山山頂にて・・・ 初めて登った金鶏山、ふと伝説のことを思い出しました。藤原秀衡が大勢の人足を動員して一晩で造り上げたという山、当時の人足を川原から並べて土を運んで盛り上げたという事です。伝説は伝説として高さが麓から60mほどあり、裾野まで入れると小高い山の一夜造りはとうてい無理だなあと思います。 しかし、「山頂にある玉石の山ならば可能だよなあ・・・」、そんなことを想いながら祠の周りを歩いてみました。ネット資料によると、山頂に埋められてある黄金の鶏を盗掘しようとして、この地にあった経塚を発見したと言います。盗掘者には皮肉なことだが、怪我の功名とでも言えるのでしょう。 私が訪れた時期が春先なので、木々の芽生えはまだありません。やがて雑木林が緑の葉で覆われると、本当に何も見えなくなります。この記事を書くにあたりネットで金鶏山を検索しましたが、何と、・・これで世界遺産ですか・・、そんな書き込み記事を見てがっかりしました。 世界遺産である中尊寺や毛越寺、無量光院跡、観自在王院跡に魅了されて訪れた方々にとって、金鶏山の存在はがっかりしたものになりそうです。せめて山頂に案内板などがあればあと思います。世界遺産に指定されると現状変更する工事などは出来ないと思いますが、平泉文化の基点となる金鶏山の存在を明確に知らせることが肝要だと思うからです。 |
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