がれきで一杯の防潮堤水門を見ながら、南に進み前須賀方面に進む。かつての沼地はがれきの集積所になり、見渡す限り埋め尽くされていた。赤茶けて焼けこげた車の残骸、火災で焼けたものであろう。
左手に墓地が見えてくるが、ここには海蔵寺があったはずだが大津波ですっかり流失したという。かろうじて墓石が残ったいたのみであった。
田ノ浜に向かう道路と交差したがここで引き返す。左手の高台には船越小学校が見えていたが、その下の住宅等は流されて何もない。あんな高台まで津波が襲ったとは信じられない。