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>その2

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11:07 南斜面山道を下る・・・

五大尊堂前の限られた場所とは違い、南斜面山道は雪が残っておりかなり広い場所になります。揉まれに揉まれた男衆は、役員の誘導で山道を降りていきます。

突然のことですが、審判長が側にある雪の塊を役員の一人に振りかけました。固くはありませんが、大きな塊ですからぶつかった瞬間に周囲に飛び散ります。

周囲の皆さんも大笑い・・・、緊張感が少しゆるんだ瞬間です。男衆の表情をアップで捉えてみました。
山道を下る 1・・・審判長が役員に雪の塊を掛けています。
山道を下る 2・・・緊張感あふれる男衆の表情。 山道を下る 3
山道を下る 4 山道を下る 5

さらに山道を下り少々狭くなるので、私は斜面の上から争奪あの子を撮影しました。

蘇民袋出しの時は下帯姿の審判団も、ここでは裸ではありません。赤いタスキの方は、昨夜の裸参りでは最長老で67歳とのことでした。

何カ所かの蘇民祭でも男衆として争奪戦に参加され、素晴らしいファイトと根性に敬意を表します。

山道を下る 6
山道を下る 7 山道を下る 8
山道を下る 9 山道を下る 10
山道を下る 11・・・頭からざんぶり野水です。 水がざんぶり・・・

どこの蘇民祭でも見られる光景ですが、雪がかけられたり、手桶の水が頭からざんぶりとかけられます。揉まれている男衆から湯気がもうもうと立ち上り、肉弾戦特有の雰囲気になります。

雪ならまだしも、水を掛けられる男衆は大変です。これも観客にとっては蘇民祭特有の瞬間でもあり、「わーっ」と言いながらも緊張がゆるむ瞬間になります。
山道を下る 12・・・水を掛けられた直後の男衆、すごい形相に見えました。 山道を下る 13

11:14 本堂前に向かう・・・

山道から本堂前の広い境内になり、男衆の動きもあちこちに流れます。ここでも、待ちかまえている役員が水をかぶせます。

押しながら誘導する役員や、撮影している方にも遠慮無くかけられますので、私は高い場所から俯瞰撮影をしていました。

手桶の水が何度もかかけられると、「もういいかげんにせー・・」と男衆から怒号が出てきます。
本堂前での争奪戦 1・・・高い場所にいる役員が手桶の水を掛けます。役員の方の表情が愉快なのです。
本堂前での争奪戦 2 本堂前での争奪戦 3・・・役員の方も頭からかけられました。
本堂前での争奪戦 4 本堂前での争奪戦 5
本堂前での争奪戦 6 光勝寺本堂前の境内です。どうやら、本堂前を通過するように役員が誘導していると思いました。

本堂前でも手桶の水がかけられますが、次に進む参道から一の鳥居の間では見られませんので、この場所が最後の水掛と言うことになりますか・・・。
本堂前での争奪戦 7 本堂前での争奪戦 8・・・右横の審判長が水を掛けています。
本堂前での争奪戦 9・・・かなり大量の水です。 本堂前での争奪戦 10・・・男衆から湯気が上がります。
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