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11:25 参道での争奪戦・・・ 水をたっぷりと掛けられた本堂前から参道に入り、決勝点の一の鳥居が近づいてきました。山道とは違い、ここからはアスファルトの道路になります。もちろんですが雪がありません。 |
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二の鳥居が見えています。間もなく一の鳥居からの参道に降ります。ここまで来ると、水掛などはありません。 | |
おわりに・・・ お正月を過ぎた厳冬期になると、蘇民祭の執行予定と仕事の予定を対比し、自分なりの視点を定めて蘇民祭撮影に訪れています。蘇民祭に惹かれ撮影を始めて五年目にして、岩手県内で執行されている全ての蘇民祭(十ヵ所)を撮影することが出来ました。その最後を締めくくるのが石鳥谷町五大尊蘇民祭でした。 昨年お世話になった和田さん(和田フォート主宰)と偶然にも再会し、前日の水垢離、裸参り、星祭りを納得できるところまで撮影することが出来たと思います。その反面、あれもこれもと欲張った内容になり、かなりのデータ量になったことは否めません。 毎回蘇民祭の撮影に出かけて思うことですが、毎年訪れて同じ場面だけを撮影したのでは変化がありません。今年はこの視点からと定めて現地を訪れますが、蘇民祭の流れの中で自分だけの世界に没頭することは出来ません。時間の経過に身を任せながら、今までとは違う何かを求め、これだと思った瞬間に集中するよう心がけていますが、思うようにいかないのが現実です。 厳冬期の深夜に行われる事が多い蘇民祭です。下帯姿で参加される男衆の根性と熱意に敬意を表しながら、待ちの立場で撮影する者にとっても厳冬期の撮影は心身共に大変です。目の前で繰り広げられる、水垢離、裸参り、蘇民袋争奪戦、立場こそ違え撮影する者も寒さとの戦いがあり、決定的な瞬間を切り取る戦いになります。 今後も蘇民祭の現場にあって、可能な限り生の声や姿が浮かび上がるような画像を紹介出来たらいいなあと思っています。 最後の画像は、激しかった蘇民袋争奪戦が終了し、静かな雰囲気に戻った一の鳥居付近の参道と出店の様子です。 |
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