いわてデスティネーションキャンペーン（いわてDC）が4月1日から6月30日まで開催されています。

デスティネーションキャンペーンとは、北海道旅客鉄道・東日本旅客鉄道・東海旅客鉄道・西日本旅客鉄道・四国旅客鉄道・九州旅客鉄道のJRグループ旅客6社と指定された自治体、地元の観光事業者等が協働で実施する大型観光キャンペーンのこと。（※ネット資料から）

このキャンペーンの事業として、SLD51牽引による列車の運行が深緑の岩手で六日間開催され、SLフアンの方はもちろんのこと、通過する沿線各地の多くの皆さんを楽しませてくれました。

いわてDCキャンペーン推進委員会発行の資料によると、JR東日本盛岡支社では、「いわてデスティネーションキャンペーン推進協議会」との連携により、2012年6月の週末6日間、一関〜北上間で「SL、イーハトーブいわて物語号」を、北上〜釜石間で「SL、銀河ドリーム号」を運行いたします。

岩手県内にD51を運行するのは、2007年の「北東北DC」での運行（北上線）以来、5年ぶりとなります。今回のSL運行で、「いわてDC」を一層盛り上げて参ります。

運行の概要・・・

１．SLイーハトーブいわて物語号（全車指定席）
　　 東北本線を７年ぶりに一関から北上まで運行いたします。
　　 運転日は一関→北上　6/2、9、16。北上→一関　6/3、10、17。
　　 運転車両　D51-49812系客車5両

２．SL銀河ドリーム号（全車指定席）
　　 釜石線を8年ぶりに運行いたします。
　　 運転日は北上→釜石　6/2、9、16。釜石→北上　6/3、10、17。
　　運転車両　D51-49812系客車5両

SL大フアンというほどではありませんが、家の近くの東北本線をSLが走る機会はめったにありません。今回は往路と復路の日程が違いますので、撮影機会はかなり恵まれたと思います。言わずもがなのことですが、この六日間は絶好の機会ですから、全国のSLフアンの方が期待して行動するので大混雑が想定されていました。

せっかくの機会ですから、私なりのお気に入りポイントを考えてみました。しかし、思うことは皆さん同じであり絶好の撮影場所は大混雑になり、残念ですがその場所には近寄らないことにし家の近くの場所で撮影しました。

逞しい蒸気機関車・・、若い頃あたり前の風景として見ていたD51の牽引する貨物や客車でした。近くで撮影しながら、はき出す真っ黒い煙を浴び懐かしい想いをはせていたのは私だけではなかったと思われます。

トップの画像は、土沢駅を発車し新花巻駅に向かう途中の様子です。釜石線は電化されていませんので架線等がありません。撮影しながら、以前の蒸気機関車に牽引される列車を想いだしていました。のどかで、・・・あっ汽車が来たよ・・・そんなことを想い出させる瞬間でした。

五ヵ所に移動し、力強く走るSL列車を撮影しました。それぞれのページ内容をご覧になるには、タイトルか画像をクリックしてお進み下さい。

金ヶ崎駅

6月2日でしたが、直線距離にして4km程西にある金ヶ崎駅まで出かけました。

駅の北にはR4に出る跨線橋があり、ここで下り列車を待ちました。

この画像は発車直後のの様子であり、かなり高い場所からの俯瞰撮影になります。

発車寸前からもの凄い黒煙が立ち上ります。見慣れていたSLですが、思わずすごい煙だなあと思ったほどです。

奥州市水沢区

平泉町からの帰り、列車よりも車の流れの方が早いので、水沢駅南側で待ちました。

丁度ですが、コンテナー列車とSL列車とのすれ違いでした。

上り線は電気機関車牽引による長いコンテナー列車、下り線はD51の牽引する五両の客車、新と旧のコラボです。

北上駅ホーム

12:24定時、滑るように発車した釜石行き「SL銀河ドリーム号」です。

一関駅から北上駅までは「SLイーハトーブいわて号」でしたが、花巻経由釜石行きは列車名が変わります。

うん十年ぶりに見た駅ホームから発車するSL、間近で鳴らされる汽笛にびっくりでした。